IBM System x3650
IBM 社のサーバ System x3650 です。構成によって、いろいろなモデルがあるのですが、これは、3.5 インチのホットスワップ SAS
を RAID1として使用、リダンダント電源にしたモデルです。
これが、正面からの写真。前面右側には、SAS を入れるトレイが見えます。全部で6個あります。
これは、後ろから見たところ。左側には、リダンダント電源が入ります。右端には、ハーフハイトの PCI Express、中央の左上(320 Ultra
SCSI を刺しています)と右中ほどには、フルハイトの PCI Express が刺さります。Gigabit の LAN ポートが2つ、他には、シリアルポートと
VGA が見えます。サーバなのに、PS/2 のキーボードとマウスの口がありません。USB キーボードと USB マウスを使うので、PS/2 の
KVM スイッチを使うには、USB-PS/2 変換ケーブルが必要です。
蓋を開けると、こんな感じ。
左側には、DDR2 のメモリスロットが12本、中央右半分は CPU。2個付けられます。後ろのオレンジ色のはファンです。引っこ抜くだけで交換できます。
左側の写真は、サーバの障害状況を一目で判別できるライトが付いたパネルです。障害が発生すると点灯します。右側の写真は、SAS のディスクを抜いたところ。ハードディスクには、Fujitsu
の文字。何故、血を分けた HGST を使わないのだろう?(HGST は、SAS を作っていないのかしら?)
さて、IBM では、このモデルは、Windows 2003 Server と RedHat Linux 対応となっています。他のディストリビューションを含めて、インストールしてみました。
・RedHat
RedHat Enterprise Linux 5 は、問題なくインストールできます。ドライバの認識は全て問題がありません。ただ、VGA に関しては、そのままだと画面表示がメロメロになります。Update
1 を当てれば、この問題は修正されます。
・CentOS
RedHat 互換と言われる CentOS は、5.1 が全く問題なくインストール可能です。RedHat Enterprise Linux
5 で見られたVGA の問題はありません。
・Debian 4.0
RedHat Enterprize Linux 5 と同様、インストールは出来るものの、RedHat と同様、画面がメロメロになります。vesa
にすれば、問題はありません。
RedHat 社からサポートを受ける事はないのであれば、CentOS や Debian、あるいは、アップデートが頻繁にある Ubuntu でも十分なのでは?と思います。
2008/09/29